2020年3月17日放送の「マツコの知らない世界」では、ラーメン店を全国18000軒食べ歩いたというラーメン評論家・斉藤光輝さんが登場。「ラーメン店のミニ丼の世界」を語ります。ラーメンの鬼がハマったミニ丼！一体どんな丼なのでしょう？
斉藤さんは、ラーメン界の最高権威「TRYラーメン大賞」の審査員を務めています。
TRYというのは東京・ラーメン・オブ・ザ・イヤー / Tokyo Ramen of the Yearの略称です。詳しくはこちらをご覧くださいね。
【マツコの知らない世界】ラーメン評論家・斉藤光輝さんwiki的プロフィールと歴史的名店ご紹介
そんなラーメン界の重鎮である斉藤さんは、近年、ミニ丼の意味づけが変わってきたと言います。
もともとは、ラーメンのついでに注文するライスやおにぎりと同じく、お腹を満たすためだけの添え物。だから、チャーシュー、メンマ、玉子などラーメン用の具材ををそのまま乗せて出すのが普通でした。
それが今は、ラーメンと合うように計算されたミニ丼専用の具財、タレで調理された、独立したサイドメニューに進化したのです。
今はラーメン戦国時代。各店でラーメンの味を競うのはもちろんですが、激戦を勝ち抜くためにサイドメニューも強化されてきています。
というわけで、番組では、劇的進化を遂げた最新ミニ丼が紹介されました。
【マツコの知らない世界】女性にも大人気！ラーメン店の具材にこだわった進化系ミニ丼６選
麺屋てぃーち
住所：東京都足立区千住仲町18-13
営業時間：11:00~15:00/17:30~23:00
定休日：月曜日
最寄駅：東京メトロ千代田線・北千住駅3分
ランチ限定ミニ丼タコライス 350円(税込)
味噌ラーメンに相性のいいスパイシーな挽肉をつかったタコライスは大人気。
「てぃーち」とは琉球弁で「一つ」。沖縄ゆかりのお店だからタコライスが出るんですね。
寿製麺 中華そば よしかわ
住所：埼玉県上尾市南97-5
TEL：048-856-9747
営業時間：[月~金] 11:00~15:00/17:00~20:00 [土・祝]11:00~20:00
定休日：日曜日
最寄駅：JR高崎線・北上尾駅20分
いわし丼 450円(税込)
魚介出汁のラーメンに合うように甘めの生姜ダレで味付け。
新鮮でさっぱりしていて女性に人気。
らーめん れんげ
住所：東京都八王子市子安町3-7-13 中西ビル 1F
TEL：042-621-1235
営業時間：11:30~14:30/18:30~22:00 [水曜のみ] 11:30~14:30
定休日：木曜日
最寄駅：JR中央線・八王子駅5分
ピリ辛鶏ねぎ丼 150円(税込)
塩生姜らー麺専門店 MANNISH
住所：東京都千代田区神田司町2-2-8 マガザン神田 1F
TEL：03-6677-2922
営業時間：[月~金] 11:00~21:00 [土・日・祝] 11:00~16:00
定休日：不定休
最寄駅：東京メトロ丸ノ内線・淡路町駅3分
アツヤのよだれ鶏ご飯 300円(税込)
つけ麺 五ノ神製麺所 新宿店
住所：東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-16 シャトレー新宿御苑第一 1F
TEL：03-5379-0203
営業時間：11:00~21:00
定休日：なし
最寄駅：東京メトロ丸ノ内線・新宿三丁目駅3分
海老つけ麺 800円(税込)と焼チーズ飯 250円(税込)
お客さんの４割が女性のお店。ご飯にたっぷりチーズをのせて、目の前でバーナーで焼いてくれるのが嬉しい。海老つけ麺のスープをかけることで単品とは違った味が楽しめます。
中華そば しば田
住所：東京都調布市若葉町2-25-20
TEL：080-4001-0233
営業時間：11:00~15:00/17:30~21:00
定休日：日曜日
最寄駅：京王線・仙川駅10分
炊き込みご飯 150円(税込)
TRYラーメン大賞を何度も受賞した名店。
煮干しそば 830円(税込)のスープを使った炊き込みご飯。
【マツコの知らない世界】スープを足して食べるべきミニ丼４選
斉藤さんがミニ丼に感じる最大の魅力は、ラーメンスープと合わさった時のグルーブ感だそうです。最高のグルーブ感を味わえるお店をご紹介！
麺処 ほん田
住所：東京都北区東十条1-22-6
TEL：03-3912-3965
営業時間：[月・木] 11:30~16:00 [火・金・土・日] 11:30~15:00/18:30~22:00
定休日：水曜日(限定メニューでの営業もあり)
最寄駅：JR京浜東北線・東十条駅5分
特製手揉み中華蕎麦 970円(税込)
注文のたびに麺に手もみを施し、出汁は徳島産阿波尾鶏(あわおどり)他二種類の鳥と豚、4種類の煮干しを使用。
このラーメンと最高のグルーブ感が味わえるミニ丼がこちら。
スタミナ丼 250円(税込)
チャーシューを吊るし焼きで炭火でしっかりと焼くのでより柔らかくジューシーに。
これを細かく刻んで食べやすくして乗せます。
単体で食べても美味しいけれど、これにラーメンの塩スープをかけると、肉の脂がスープに溶け出しまろやかな味わいに。
中華そば 四つ葉
住所：埼玉県比企郡川島町伊草298-20
TEL：049-297-5192
営業時間：[月]11:00~15:00 [水~日]11:00~15:00/17:00~21:00
定休日：火曜日
最寄駅：東武線・川越駅から東武バス20分 伊草小学校前下車3分
こちらの人気が醤油ラーメンの
特製四つ葉そば 1,150円(税込)
出汁は秋田県産比内鶏など4種類の鶏。これに6種類の醤油をブレンドしたタレでコクの深いスープです。これと合うのが
蛤丼 380円(税込)
なぜハマグリかというと、隣が実家で寿司屋をやっていてプロの目利きによる新鮮なハマグリが手に入るから。
コクの深い地元産醤油で炊いたハマグリとスープを合わせた、出汁茶漬け風の逸品です。
G麺７
住所：神奈川県横浜市港南区上大岡西3-10-6
TEL：045-517-3918
営業時間：11:30~23:00
定休日：火曜日
最寄駅：京浜急行・上大岡駅10分
らーめん醤油 850円(税込)
広島産本むらさきなど7種類の醤油に、りんごと蜂蜜が隠し味のタレを使った醤油ラーメンです。
これに合うのが
しょうがダレ玉子丼 380円(税込)
生姜ダレは、ニンニクなどを熱した香味油を、ねぎ＆生姜にかけて混ぜたもの。これだけでもご飯がすすみますよね。
このガツン系の生姜ダレに甘いラーメンスープが合わさると、意外なことにあっさりした味わいになるんです。
さらには、ご飯をレンゲにとってラーメンスープに浸していただくとまた違った味わいが楽しめるそうです。
飯田商店
住所：神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-14
TEL：0465-62-4147
営業時間：11:00～15:00
定休日：火曜日・水曜日
最寄駅：JR東海道本線・湯河原駅9分
やはり出てきましたね。斉藤さんが審査員を務めるTRYで３年連続グランプリに輝いたお店です。
しょうゆらぁ麺 1,100円(税込)
麺は、片岡農園ハルユタカ他国産小麦を使った自家製。
出汁は比内鶏、黒薩摩、名古屋コーチンの３種の鶏と、霧島高原黒豚に金華豚の２種の豚。タレは醤油を7種類と、こだわりまくりのラーメン。 マツコさん激賞です。
これに合わせるのが
一本釣り本枯節のご飯 550円(税込)
専門の削り機で鰹節を通常の1/10の薄さに削理、これをご飯にかけただけ。
とはいえ、削り節のとろけるような口どけは未知の領域だそう。そんな削り節だけでも食べてみたい。
これにラーメンスープをかけてみると、かつおダシと鶏ガラと豚が合わさり、スープがよりコク深くなって奥深い味わいに。
それもそのはず、この鰹節は、鹿児島・指宿産の一本釣り本枯節で、その中でも希少で最高品質のものを厳選して仕入れたものなんですって。赤字覚悟のミニ丼です。店主のこだわりと情熱の賜物ですね。
【マツコの知らない世界】全国18000店を食べ歩いた男が辿り着いた、究極のミニ丼6選
ラーメン今治一興
住所：愛媛県今治市片山3-9-38
TEL：0898-33-7272
営業時間：11:00～翌2:00
定休日：なし
最寄駅：JR予讃線・今治駅20分
焼き豚玉子丼(小) 530円(税込)
スタミナラーメン がむしゃ
住所：茨城県つくば市筑穂1-13-2
TEL：029-864-3864
営業時間：11:30~14:30/17:30~21:30
定休日：日曜日
最寄駅：つくばエクスプレス・つくば駅からつくバス北部シャトルで『大穂窓口センター』下車4分。
かけラーメンとスタミナ半丼のセット 800円(税込)
熱々の甘辛あんをご飯にかけた人気サイドメニューと、あっさり系かけラーメンの人気セットです。
そして、全国18000軒のラーメン店を食べ歩いてラーメンとミニ丼を追及した結果、斉藤さんが辿り着いた一つの結論は、なんと、ラーメンとカレーの組み合せだったのです。
海味屋
住所：宮城県仙台市青葉区中江2-5-10
TEL：022-221-9095
営業時間：11:30~15:00/18:00~20:00
定休日：日曜日
最寄駅：JR仙山線・東照宮駅10分
塩らーめん 700円(税込)＆ミニカレー 300円(税込)
ラーメンの魚介出汁スープをカレーのルーに入れることによって、スープの塩気がルーのスパイスを引き立て、相性が抜群なのだそうです。
おとなの塩soba
住所：埼玉県川口市上青木西1-19-34
TEL：048-234-7479
営業時間：[月~水] 11:00~14:30 [金~日・祝] 11:00~14:30/18:00~20:00
定休日：木曜日
最寄駅：JR京浜東北線・西川口駅10分
特製塩そば 1,100円(税込)＆おとなのカレー 360円(税込)
コラーゲンたっぷりの鶏ガラスープをルーにかけていただきます。
人と羊
住所：東京都千代田区神田猿楽町1-3-6
TEL：080-6803-8267
営業時間：11:30~14:00/17:30~20:00 [土・祝]11:30~14:30
定休日：不定休
最寄駅：都営三田線・神保町駅2分
羊ラーメン専門店。旨味の強い羊の出汁が特徴の
ひつじそば 1,350円(税込)
ミニ丼は羊のひき肉を使ったキーマカレー
ラムキーマごはん 250円(税込)
そして、斉藤さんが選んだ映えあるナンバーワンは！
支那そばとカレーの店 インディアン
住所：東京都大田区西蒲田6-26-3 SSビル 1F
TEL：03-3738-1902
営業時間：11:00~18:00
定休日：木曜日
最寄駅：東急池上線・蓮沼駅1分
1955年創業の老舗で、現在は2代目さんが跡を継いでいます。
支那そば 800円(税込)
伝統の黄金スープは、焼き豚、肩ロース、魚介の旨味が凝縮されています。
これと最高のグルーブ感を醸し出すのは
半カレー 300円(税込)
特製のルーにカラメルを加え、焦げる寸前まで炒め続けることで、特別な香ばしさを生み出すんですね。
ラーメンスープの甘みがカレーの香ばしいコクを引き立て究極のハーモニーがうまれるのだそう。 流石にこれは混ぜるのではなく交互にいただきます。
スープを飲んでカレーを食べると甘さが出てくるのだそうで、繰り返すたびにどんどんフルーティになってくるとマツコさん。
この無限ループが味の相乗効果を生み出し続けるようです。
やはりラーメンとカレーは日本人のソウルフードなんですね。
いやー、無限ループにハマってみたい！
というわけで、最後までご覧いただきありがとうございました！