【マツコの知らない世界】実はヘルシー?タンメン研究家が激賞の激ウマタンメンをすべてご紹介!

2019年12月10日放送「マツコの知らない世界」では、タンメンのおかげで体重上昇を抑えて麺ライフを楽しんでいるというラーメン評論家・山本剛志さんが登場。実はヘルシーなタンメンの魅力を語ります。

「タンメン」と」「ラーメン」は何が違う?

29歳の時、新横浜ラーメン博物館でラーメンの魅力に気付きラーメンの虜になった山本さん。以来全国のラーメンを食べ歩き、40歳で体重130㎏に!このままではまずいと思ったその時、タンメンと出会います。食べるのをタンメンにシフトして以来、なんと体重の増加がストップ。なぜか?

それは、タンメンは野菜をたっぷり使っているからです。

これらの野菜はただ乗っているだけではないのです。
炒めて煮込んだ野菜汁がスープになっているんです。
炒めたり煮込んだりした時に出る野菜の旨味がベースで、味付けは塩味、というシンプルなものが基本です。

一方、ラーメンのベースはタレを鶏ガラや豚骨、煮干しなどからとったスープで割ったもの。野菜ラーメンというものもあるけれど、それは野菜はいためたものを乗せるだけ。

見た目は同じでもこんな違いがあったんですね。

山本さんによれば、タンメンは、野菜の栄養と旨味がスープに凝縮されているため、あのスープは野菜ジュースに等しいと断言します。更にたくさん噛むことで満腹感が得られるため、食べ過ぎない効果があるとのことです。
それが体重増加ストップの理由だそうな。

タンメンは、罪悪感を感じない、究極のヘルシーメニューだったんですね。

究極のヘルシーメニュー「タンメン」ブームの到来

そんなわけで今、ちょっとしたタンメンブームが来ています。コンビニやファミレスでもオリジナル商品を出すようになりました。

セブンイレブン

「Wガラスープが自慢!6種具材のタンメン」429円(税込)
鶏ガラ、豚ガラを合わせたスープと生野菜を贅沢に使った本格的なタンメン。これでなんと275kcal !なんてヘルシー。

ガスト

「1日分の野菜のベジ塩タンメン」 699円(税込)
麺を、糖質控えめ・ほうれんそう麺にかえると799円(税込)
やさしい味付けの塩スープに、5種の野菜と豚肉の旨みがたっぷり溶け込んでとても美味しい。ファミレスとはいえ侮れませんよ。

タンメンのスープをこだわりの調理法で究極の野菜ジュースにしたお店2選

天龍

1967年創業の中華料理店。

住所:東京都江東区亀戸6-56-9
TEL:03-3682-4176
営業時間: 11:00~14:00/17:00~23:00
定休日  :  月曜日
最寄駅: JR総武線・亀戸駅5分

「タンメン」 825円(税込)

天龍では、濃厚野菜スープを作るため、野菜の切り方から工夫しています。ニンジンは薄くスライスすることで旨味がスープに溶け出しやすくしています。キャベツは芯も使います。それもみじん切りにすることで栄養、甘味が溶け出しやすくなるんです。

野菜は普通炒めてから煮込みますが、天龍では炒めずに最初から煮込みます。そうすることで、油、焦げがスープに入らず、野菜の味だけを堪能できるようになるんですって。
食べたマツコさん「油を使わないことで淡泊になるんじゃないかと思ったけど、野菜の味がしっかり出ていてうまいわ!」

山本さん伝授の食べる時のコツは天地返し。麺を下から掘り起こして野菜の上に乗せるんです。そうすると、麺が伸びにくくくなるし、野菜がスープに沈んで旨味やコクが増すんだそうです。

炭水化物大好きなマツコさん「麺に行き着かないことが、野菜を食べなきゃって言う気にさせられる」

タンメンシャキシャキ 新橋店

新橋駅から徒歩4分、タンメンと餃子だけの専門店です。

住所:東京都港区新橋4-6-7
TEL:050-5592-9351
営業時間: [月~金]11:00~23:30    [土・日・祝]11:00~22:00
定休日  :  なし
最寄駅: JR新橋駅4分

「タンメン」 800円(税込)

山盛り野菜のシャキシャキ感と、野菜の旨味が最大限に詰まった野菜ジュースが魅力のタンメンです。

こちらも野菜を炒めずに煮ます。そこにもやしを入れます。もやしは混ぜずに野菜とスープを覆うように乗せます。そして鍋を動かさない。つまり、もやしを蓋にして野菜が蒸すんです。そうすることで、野菜の水分が蒸発しにくくなりシャキシャキとした食感になるんです。

みずみずしい野菜と旨味が凝縮されたスープが、もちもちした麺と絡み合って最高のお味に!

なんと、「麺抜き」 800円(税込)もあります。これは裏メニューなので表には出ていませんけどね。
麺抜きってことは、ただの野菜スープ。でも本来麺の分も野菜に置き換えられた、たっぷり野菜のスープです。ローカロリーで超ヘルシー。スープの味も角の無い澄み切った味。
マツコさん「水筒に入れて持ち歩きたいわ」というほどのお気に入り。

実は”麺抜き”を出すところは増えているんですって。
代表的なところでは、

長崎ちゃんぽんリンガーハット 「野菜たっぷり食べるスープ」700円(税込)

横浜家系ラーメン壱角家 「ベジタブル家系」630円(税込)

など。野菜が山盛り食べれてお腹がいっぱいになるのにラーメンに比べてローカロリー。糖質制限中のダイエッターや女性に人気上昇中だそうです。

最先端のオリジナルタンメン4選をご紹介!

では、タンメンから派生した様々なヴァリエーションをご紹介しましょう。

珍来

昭和3年創業の製麺屋が発祥の老舗ラーメン店。千葉、茨木を中心に幅広く店舗展開をしているので、直営店をご紹介しますね。

珍来総本店 草加駅前店(直営店)

住所:草加市高砂2-7-1アコス南館1F
TEL:048-925-9928
営業時間: 11:00~26:00
定休日  :  なし
最寄駅: 東武伊勢崎線・草加駅すぐ

「豆乳タンメン」

豆乳200㏄いり。クリーミーかつ野菜たっぷりで女性に大人気。

波風タテオ

住所:東京都新宿区西早稲田2-20-5アトラスタワー西早稲田 1F
TEL:03-6457-6246
営業時間: [月~土]11:30~14:30/17:30~22:00[日・祝]11:30~16:00
定休日  :  なし
最寄駅: 東京メトロ副都心線・西早稲田駅1分

「濃厚味噌タンメン」

背脂がたっぷり入った濃厚味噌スープと、豚トロの揚げチャーシューが特徴。ここまでいくとタンメンの売りの”ヘルシー”はどっか行っちゃいますね。真逆の超高カロリーです。でも、本来のラーメン好きには堪えられませんね。浮世を忘れて背徳の味を堪能したい時には是非!お勧めです。

丸初

住所:岩手県八幡平市大更第25地割66-6
TEL:0195-76-4658
営業時間: 12:00~14:004/18:00~22:00
定休日  :  不定休
最寄駅: JR花輪線・大更駅3分

「にんにくチーズタンメン」

野菜の上にニンニク、チーズをトッピング。チーズがスープに溶け込んで濃厚に。しゃきしゃきの野菜とのマッチングもよし。黒胡椒がアクセントになって、冬なら寒さが吹き飛びます。夏は…暑さが吹き飛びます。

らーめん仙花

住所:東京都目黒区自由が丘1-12-5
TEL:03-3718-4897
営業時間: [月~木]11:00~25:00[金・土・祝前日]11:00~26:00
定休日  :  水曜日
最寄駅: 東急東横線・自由が丘駅1分

「カレータンメン」

トロトロのスープカレーに野菜350gが入ったタンメン。350gというのは一日に必要な野菜の量なんだそうです。これ一杯でばっちりですね!

タンメンとのコラボで激ウマ!ちょい足しベスト3

タンメンはシンプルな塩味なので、味の濃い料理と相性が抜群なんだそうです。タンメン500種類を制覇した山本流最強の組合せベスト3と、その組合せ抜群のお店ををご紹介します。


第3位 タンメンと餃子

東京タンメン トナリ 東陽町本店

住所:東京都江東区東陽3-24-18 サンヤマトビル 1F
TEL:03-5632-8777
営業時間: 11:00~22:00
定休日  :  なし
最寄駅: 東京メトロ東西線・東陽町駅8分

タンメン 730円(税込)

野菜を炒めて香ばしさがアップしたスープに、生姜を入れてアクセントに。
餃子 300円(税込)

ざく切りにしたキャベツと厚めの皮が、食感を良くして甘味を引き出しています。

餃子のタレとタンメンが合うんですね。餃子を食べ終わったらタレをタンメンに入れちゃうマツコさん。「これよ!」と感動。


第2位 タンメンとホイコーロー

大来(ダイライ)

住所:神奈川県横浜市中区野毛町3-160-4 ちぇるる野毛 1F
TEL:045-241-7940
営業時間: [月~金]11:45~ 16:00/18:00~ 28:00
[土]11:30 ~16:00/18:00 ~ 28:00
[日・祝]11:30~16:00/18:00~ 28:00
定休日  :  火曜日
最寄駅: JR根岸線・桜木町駅5分

タンメン 800円(税込)

ここも野菜を強火で炒めてから煮込みます。

ホイコーロー 800円(税込)

最高級の甜麺醤をブレンドした特製のたれが野菜の甘味を引き立てています。

味噌ダレの甘味がタンメンのあっさりスープと相性抜群。マツコさん、ホイコーローをタンメンの上に乗せちゃいました。
「タンメンだけ食べても罪悪感が無いからほかにいくらでも食べちゃえる。タンメンにハマったら逆に太っちまいそうでヤバいわ」とマツコさん。


第1位 タンメンと麻婆豆腐

横浜一品香

昭和30年、横浜の野毛で創業。元祖横浜タンメンのお店です。横浜一帯に店舗展開をしていますが、ここでは番組で紹介された保土ヶ谷店をご紹介します。

横浜一品香 保土ヶ谷店

住所:横浜市保土ヶ谷区峰岡町1-20-5
TEL:045-334-0643
営業時間: 11:00~22:00
定休日  :  なし
最寄駅: 相鉄線・星川駅5分

横浜保土ヶ谷店 麻婆豆腐の程よい辛さが相乗効果を生み出す。星川駅から徒歩五分元祖横浜タンメンと歌う店

絶品タンメン 780円(税込)

甘味が出るキャベツではなく白菜を使用。よりさっぱりした味に。

麻婆豆腐 720円(税込)

マイルドな辛さと通常より強いとろみが特徴。豆腐ですからお肉がたっぷり入っていたとしてもヘルシーだと主張できます。

これをタンメンにかけて食べるマツコさん。麻婆豆腐の辛さと挽肉の旨味がタンメンスープをコクのある深い味わいにしてくれました。

最後に山本さんからのアドバイス。

中華料理店を得選ぶならタンメンの美味しい店を選ぶこと、だそうです。何故なら、タンメンは野菜を切る、炒める、煮込むなど料理をおいしくする基本的な技術が必要なので、タンメンが美味しければ他の料理もたいていおいしいと思っていい。はずれがない、とのことです。

なるほど。今度中華料理店に行ったらタンメンを頼んで判断してみることにしましょ。

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