【マツコの知らない世界】味噌汁で世界を救う元高級官僚の”ミソシラー”・武内和久さんwiki的プロフィール

2020年10月27日放送の「マツコの知らない世界」は、味噌汁は世界一スゴいスープ!という観点で、「味噌汁の世界」が紹介されます。
番組では、最強の具の組み合わせや味噌とマッチする秘薬味、味噌汁の定番をぶち壊す「新・三種の神器」など様々な味噌汁ネタが披露されますが、それらをなんと”元高級官僚”が作っている、というのです。
元高級官僚の味噌汁専門家って、いったい何者?

武内和久 (たけうち かずひさ)さん。いかにも官僚って感じのプロフィール写真ですね。
でもYouTubeでは土木工事にチャレンジしてみたり、

インスタグラムでは”ミソシラー” として味噌汁の良さを伝えていたりします 。

いやはや#名島屋のだし は美味い。#いりこだし の粉末を入れるともう最高です。#煮干しラーメン が好きな僕は堪りません。一度お試しを! #豚肉 #ねぎ #しめじ 具材を選ばない美味しさ。#二杯飲んでしまった 。 家族採点4.5/5

小松菜とウインナーお味噌汁 干し海老と梅干し和え。果肉だけの梅干しで味噌汁全体に香りが広がります。小松菜は1センチに切り、歯ごたえを少し残します。家族からは「少し酸っぱい」との感想。目が覚めるのにいいんです!!

など。他にもインスタにはご自身で作った味噌汁の写真が山ほど。


「味噌汁は『小宇宙』 何を入れても美味しくなる!」という理念のもと、作り続けた味噌汁は1000種類というからすごいです。どんな経歴なんでしょう?

【マツコの知らない世界】元高級官僚の味噌汁専門家”ミソシラー”・武内和久さんwiki的プロフィール

名前: 武内和久(たけうち かずひさ)
生年月日:1971年4月19日生まれ
出身地:福岡県福岡市西区姪浜
学歴:1984年 福岡市立石丸小学校卒業
1987年 久留米大学附設中学校卒業
1990年 久留米大学附設高校卒業
1994年 東京大学法学部卒業

ということで、高校まで地元で過ごし、東大を出て国家公務員試験を経て高級官僚となる、という立身出世コースです。

まず厚生省(現在の厚生労働省)に入省 して、医政局(医療、医師等に関する政策を作る部署)を皮切りに、社会・援護局、年金局、職業安定局で、医療・福祉・年金・雇用分野といった社会保障全般の政策の企画立案を担当します。

2001年には米国ワシントンEBRI(企業福祉研究所)で客員研究員として働きます。
2005年からは3年間、イギリスの日本大使館に一等書記官として派遣され、医療・福祉・年金分野を担当。イギリスの政策の情報収集と分析、感染症問題など国際的連携が求められる分野での交渉等に従事します。

2009年には厚生労働省に戻って年金局総務課、医政局総務課で政策調整委員を務めます。

2011年になると、マッキンゼー&カンパニーという大手コンサルティング会社に、地域からの医療改革を手がけることを目的として出向し、官民連携のプロジェクトに従事します。 そこで改革派知事たちと連携して、地方自治体での医療福祉改革を手がけます。

その後、厚生労働省に戻って社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室長に就任。長い名前ですねえ。

2015年、 アクセンチュアという、これまた大手のコンサルティング会社の公共サービス・医療健康本部で、マネジング・ディレクターに就任。その一方で、厚生労働省参与、福岡市政策参与を務めます。参与というのは、特定の行政事務における相談役として任命された、非常勤の国家公務員のことで、半分民間人になったということですね。この時期、東京大学医学部非常勤講師もやります。大活躍ですね。

2017年には マッキンゼー&カンパニー シニア・クライアント・アドバイザーに就任。

2018年、九州朝日放送の情報番組でコメンテーターを務めます。

そして2019年、福岡県知事選に出馬します。当時副総理兼財務大臣だった麻生太郎さんの後押しを受けて、自民党から推薦を受けましたが、残念ながら落選。

こうして見ると、武内さんは、官僚時代から一貫して社会を良くするために働き続けている、という感じですね。

その後、福岡で、「ONE・福岡株式会社」を立ち上げて代表取締役に。医療法人や社会福祉法人の経営支援・事業コンサルティング 、 地域振興事業の事業支援、社会保障分野に関する研究・教育を行っています。
武内さんが地元福岡に戻ったのは単なる地元愛からではありません。
福岡にはアジア人を動かすポテンシャルがあるのだと武内さんは信じているからです。現場と生活に近い地方(福岡)から、全国(東京)、ひいては世界へ、新しい発想・取組・政策を突きつけていくんだという熱い思いがあるのです。

武内さんは、人生はアドベンチャーである、とも言います。経験に捨てるものなし。そしてチャレンジし続けること。ご縁を大事にすること。どんな出会いも60億人の中から引き合わされた奇跡。そんな思いで、YouTubeには地元の様々な人と会い、様々な体験をしていく姿をアップしています。
味噌汁作りも、ご縁があって家族として出会った家族を、大切にしたいという思いから始められたことなんだと思います。
そんな愛の証の味噌汁。どんなものが紹介されるか楽しみですね。

さいごに

武内さんは「ピンチはチャンスなり」という信念を持っています。
具体的には、少子高齢化をテコにして、経済成長する社会を作るんだ、という発想です。
これまで自分が見て研究してきた様々な社会の課題を、新たな発想やテクノロジー、人材づくりで乗り越えていく仕組みをつくりたいと考えています。そしてそれらを日本のソフトパワーとして、日本が国際社会において名誉ある地位を築けるようにしていきたいと思っているのです。素晴らしい信念ですね。こういう人が世の中を動かしていってほしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

スポンサーリンク
336×280