スマホの写真で100万円稼ぐ方法を解説・チャレンジ!【それって!?実際どうなの課】

2019年10月9日放送「それって!?実際どうなの課」では「タダの物を売ったら実際どうなるのか?」というコーナーがあります。 今回は「スマホの写真を売って稼ぐ」ということにチャレンジしました。

「ストックフォト」サイトで、実際どれだけ稼げるか?試してみた。

具体的には「ストックフォト」というサイトを使います。
「ストックフォト」とは、写真を撮ってそれをサイトに登録すると、 その写真、というより写真の使用権が売れればお金が入ると言う仕組み。
なので「スマホの写真…」とありましたが、「写真を撮ってスマホに保存しておく」ということですね。だからもちろん撮影は普通のカメラでもいいわけです。

ネット上にはいくつかの「ストックフォト」サイトがあります。あなたはそのどれかを選んで登録し、そこに写真をストックしておくと、お客さんがそこを訪れ、気に入った写真をお金を払ってダウンロードする。そのお金からサイトの手数料を引いた分があなたのものになる、ということですね。 これで月100万円以上稼ぐ人もいると言うから驚きです。

実は番組では以前一度チャレンジしたものの、結果0円。
何故ダメだったのか? 番組では、テーマを決めずにただ漠然といろんなものを取っただけだったから、という結論に達しました。

ストックフォトにある写真が実際どのように利用されているかというと、主にWEB広告のサムネイルとして使われていて、購入者のほとんどが広告業界、出版業界だそうです。 なので、そのニーズに合った写真をどう撮るかが勝負だということですね。

「ストックフォト」への登録の仕方

まず写真を撮り、それを自分のスマホに格納。 次にストックフォトのサイトに登録します。
サイトによって異なりますが、18歳以上なら誰でもOK。肖像権、画質などの審査はありますが、登録料は無料です。

スマホの中から写真を選びます。 すると、検索ワードを選ぶ画面になります。 検索ワードは候補が自動的に出てくるので選ぶだけ。自分で追加修正もできます。

タグはわかりやすくたくさんつけるのがコツ。検索されやすく売れる確率が上がります。

最後に移っている人の許諾があるかどうかを確認。 そうすれば即時販売開始となります。簡単ですね。

稼げる写真の撮り方を徹底解説!

早速写真を撮っていきます。
番組には、実際にストックフォトで生計を立てているというワタナベさんという女性が登場。最高月100何十万円を得たことがあると言う強者。

ここで撮った写真は複数のストックフォトサイトに登録します。売り場は多い方がいいですもんね。

ネガティブネタ写真も売れる!

番組ではADくんを使って撮影をすることに。 彼が汗かきだったので、「自分は汗をかきやすい体質なんだけどどうしたらいいか?」なんてコラムがあったら使われそう、というワタナベさんのアドバイス。

こういう具合に、”辛い”とか”落ち込む”というような少しネガティブなイメージや写真も売れやすいのだという。

ちなみにワタナベさんが撮影した「男性が眼鏡をはずし目を押さえているところをパソコン越しに撮った写真」は、購入回数217回、売り上げは100万円を超えたといいます。
確かに、パソコンでの疲れ目に、なんて目薬やサプリの宣伝ページに使えそうですね。

早速ADくんを使って撮影。 顔が見えそうで見えない角度で撮ることで「悩んでいる人」「失敗した人」「体調が悪い人」などイメージの幅が広がり売れやすくなるんだそうです。

やはりペット写真は人気

番組は秘密兵器として犬(豆柴)を用意。
ペットは常に検索順位が上位に来るものなので、その分写真の購入回数も増えるということなので。 ちなみに、135回購入されて18,000円を生み出した柴犬の写真が紹介されました。 なかなかいい表情の豆柴くんの写真が撮れました。

季節の先取り写真は売れる可能性が高い

番組で紹介された山ガールの写真は、11回購入で10000円の売り上げという実績がありました。 そこで、ADさんを使って秋の山ガール設定の写真を撮ることに。

ワタナベさんのアドバイスでは、人物を入れる場合、構図は人物をセンターに入れないこと。 広告に使われる前提として、文字を入れるスペースを開けるべきなんですって。なるほど。
その際参考にすべきは「3分割法」。 画面を縦横を3分割すると、線が交わる点が4つできます。 その部分に被写体を置くことで構図のバランスが良くなる というテクニックです。
そうして撮った写真は見違えるほどいい写真になりました。
このように余白を意識した構図にすると、売れやすい写真になるんです。

写真のテーマを、ストックフォトサイトで注目されているテーマにする

ストックフォトサイトで人気のテー マを調べてみると、「ヨガ」でした。
ヨガ写真は250回購入で150,000円の売り上げを上げていました。 室内のヨガ写真はたくさんあります。
そこで番組は、「ヨガ」と「自然」を組み合わせ、広告などで使えそうなイメージ写真を撮ることに。
調べてみると、「室外」でヨガをやっている写真もありました。 でも、61回購入と掲載回数が少ないようなので、単なる「外」ではなく「絶景」とヨガを組み合わせることにします。

そこで、日光にヨガの先生を連れていきました。 最初はADチームを被写体にしていましたが、全く絵にならないので、結局先生に被写体のなってもらうことに。
中禅寺湖の前でポーズをとってもらって「湖」とヨガ、華厳の滝の前で「滝」とヨガ、玉簾の滝の前で「清流」とヨガ、霧降高原の天空回廊を上がって「雲海」とヨガなど… 1週間でなんと1011枚撮影。 その中から厳選した200枚を登録しました。

「スマホ写真で稼ぐ」チャレンジの結果は…?

2週間経って結果は60円! 「湖」とヨガ、「滝」とヨガ、が一枚ずつ売れました。 販売価格は86円で、うち30円ずつ支払われました。
このほかに、前回のチャレンジで登録しておいた中から、なぜかADくんの写真が4枚売れたりしてトータルで1324円、という結果になりました。

確かに収益は上げましたが、日光へのロケの旅費やらヨガの先生のギャランティも当然発生しますよね。それを考えると明らかに赤字。 これで100万円稼ぐのはかなりハードルは高いですね。
写真の質も上げなきゃならないからそのための機材は必要でしょうし、写真のテクニックも当然問われます。 趣味の範疇で楽しみながらやっていくのはいいんでしょうけど、それで食べていこうとすると様々な投資と努力が必要ということですね。
何事も簡単に稼ぐっていうのは簡単ではないです…

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