【ヒルナンデス!】で紹介された、「プロが薦める、激ウマ!今食べるべき究極のパン」とお店を全てご紹介!

2020年1月20日放送「ヒルナンデス!」の中で、都内のパン屋さん50人に「今食べるべきパン」をアンケート。こだわりの食材を使った唯一無二のパン、職人技が光る芸術的なパンなど、プロが自分の店のパンではないのに他人にお薦め勧めしたくなってしまう究極のパンが登場しました。ここでは、そのパンとパン屋さんをご紹介します。

【ヒルナンデス】で紹介された「天才職人が発明・うどん粉を使ったパン」のお店

パン・デ・フィロソフ(Pain_des_Philosophes)

パリの名店「ドミニク・サブロン」(Le Boulanger Dominique SAIBRON)が日本進出の際、統括シェフを任された天才シェフ・榎本哲さんが2017年にオープン。開店前から行列ができるお店です。

「ドミニク・サブロン」は、フランスの有名レストランでシェフパティシエ・ブーランジェを長年務めたドミニク・サブロンさんが、1999年に設立したブーランジェ。厳選された素材を使い、長時間発酵で焼きあげたパンは高品質で大人気、三ツ星レストランにも使われています。

そんなお店に選ばれた天才榎本シェフ。彼の作るパンには、独立して開業する前からたくさんのファンがいました。ファンがつくパン職人なんてすごいですね。行列ができるわけですね。

住所:東京都新宿区東五軒町1-8
TEL:03-6874-5808
営業時間:10:00~19:00(売り切れ次第おしまい)
定休日:月曜日 たまに火曜日
最寄駅:東京メトロ東西線・神楽坂駅 4分

こちらのお店で、プロのパン職人さんたちが「こだわりの材料と超絶技術で作られた唯一無二のパン」と絶賛したのが、

ASAMA山食パン 630円(税抜)

なんとうどん粉を使ったパンです。
パンを作る際、粘ってまとまりやすい強力粉を使い、うどん粉には柔らかくもっちり感が出る中力粉を使うのが一般的。

そこで榎本シェフは、あえて国産の二種類のうどん粉を使い、長野県産の強力粉をブレンドします。
うどん粉を使うことでもちもちした食感になります。でもつながりが弱いので固まりにくいという弱点があります。

榎本シェフはそれを技術で乗り越えて行きます。その技術は二つ。

①発酵 普通の食パンはイースト菌を使って1~2時間発酵させます。
しかし、このパンはイースト菌を使わず天然酵母を使って19時間かけて発酵させます。なかなかまとまらない生地をじっくり時間をかけてなじませるのです。

②成形 中のガスを維持したまま丸く成形するんですが、これが難しい。
うどん粉の生地は弱く繊細で、少しの力でも空気が抜けてしまうため、微妙な力加減で成形しなければなりません。これは榎本シェフにしかできない繊細な作業です。

成型後は型に入れて焼きます。通常は金型ですが、これには直輸入したフランス製の木型を使用。そのまま窯に入れて200℃で35分じっくり焼きます。

パンの概念を超えたもっちもち食パンの出来上がり。
平日1日限定40個 12時ごろには売り切れてしまうのでお早めに!

ル・ヴィニュロン・ルージュ1/2カット1,389円(税抜)も紹介されました。

赤ワインを生地に練り込み、クルミ、赤ワインで煮込んだイチジク、レーズンをいれて焼き上げたハード系パン。 芳醇なワインの香りです。

【ヒルナンデス】で紹介された「極上ベーコン丸ごと一枚乗ってるパン」のお店

ビーバーブレッド(BEAVER BREAD)

銀座の老舗フレンチレストラン「銀座レカン」グループのブーランジェリーシェフを務め、レカン以外にもたくさんのお店にパンを卸してきた気鋭のパン職人・割田健一さんが、2017年、満を持して作ったお店です。
割田さんは、小麦粉選びから徹底的にこだわり、素材から最大限に旨みを引き出すパン作りを目指しているとのこと。
そんな人が作ったお店ですからパンは美味しいに決まっています。
売り場が狭いので一度に入れるのは6人までというお店です。

 

住所:東京都中央区東日本橋3-4-3 1F
TEL:03-6661-7145
営業時間:[水~金]8:00~19:00 [土・日・祝]8:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日
最寄駅:都営新宿線・馬喰横山駅 3分

こちらのお店で、プロのパン職人さんたちから高く 評価されたのは「パンはもちろん、ベーコンのお肉が美味しい極上肉を生かし切った豪快ベーコンパン」です。

阿蘇自然豚のベーコン 324円(税抜)

カリカリに焼かれたベーコンを包んでいるのはバゲットの生地。小麦の香りとベーコンの旨味が広がります。

小麦粉を5種類ブレンドして水を多めに発酵させます。
できた生地を細長く切り、その上に粒マスタードを塗って、阿蘇自然豚を使ったベーコンを1枚丸ごと乗せます。阿蘇の湧き水で育てた、上質な脂身が自慢のベーコンです。
次にこれを二つ折りにします。噛み切りやすくするためだそうです。それを生地でさらに包んで250℃で焼いて出来上がり。
なぜベーコンを一枚丸ごとかというと、割田さんによれば、おにぎりの具が少ないのは嫌だからだそうです。こういうこだわりが名作を生むんですね。

このお店はサンドイッチも豪快で、
愛は勝つサンド 695円(税抜)は肉の厚さ2㎝!
山形豚を低温油でじっくり二度揚げすることで、やわらかお肉に仕上げています。自家製ソースも美味。

【ヒルナンデス】で紹介された「プロたちが涙した・激ウマ!角切りチーズが入ったカレーパン」のお店

ベルべ 横浜ワールドポーターズ店

80種類ものパンが並び、独創的なパンが多いのが特徴のお店です。イートインスペースもたくさんあります。

住所:神奈川県横浜市中区新港2-2-1 横浜ワールドポーターズ 1F
TEL:045-222-2018
営業時間:10:30~21:00
定休日:なし
最寄駅:みなとみらい線・馬車道駅 5分

こちらのお店で、プロのパン職人さんたちから「一口食べて涙が出るほどおいしい」と絶賛されたのが、

クリームチーズカレーパン 264円(税抜)

中には大きなクリームチーズが!
5㎝角のクリームチーズとカレーをまるで餃子のようにパン生地で包み、衣はなんとクルトン!高温の油で揚げてサクサク食感になっています。

丸ごとエビカレーパン 264円(税抜)

名前の通り丸ごとエビが一尾入ってます。エビのしっぽがかわいいですね。衣はあられです。

他にも、ごろり牛肉カレーパン 264円(税抜)も秀逸!
牛ロースを一度揚げてから、カレーパウダー、たまねぎ、塩、ローリエなどの調味料とともに3時間煮込むんだそう。
こちらの衣には砕いたピーナッツを混ぜて、食感をUPしています。

【ヒルナンデス】で紹介された「プロたちがハマる・レモンのパン」のお店

ル・プチメック日比谷(Le Petitmec HIBIYA)

京都が本店の、本格フレンチスタイルのブーランジェリー。80種類のパンとサンドイッチも豊富。イートインもあります。

住所:東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ 1F
TEL:03-6811-2203
営業時間:8:00~20:00
定休日:日比谷シャンテに準ずる
最寄駅:東京メトロ・日比谷駅 2分

こちらのお店で、プロのパン職人さんたちから「行ったらつい買ってしまって食べたらドはまりしてしまうあ」と評判のパンが、

バゲット・シトロン 420円(税抜)

スライスしたレモンがいくつも乗っていて、表面の焦げもレモンです。
パンとレモンは合わなさそうな気がしますが、同業者も驚くバランスで見事な完成度。

スライスしたレモンをはちみつシロップに二日間漬け、さらにレモン果肉を加え一日漬けこみます。これをパールシュガーと一緒にパン生地で包み込み、オーブンでこんがり焼き上げます。仕上げにレモンソースとバターを塗って完成!美味しそうですねー。

【ヒルナンデス】で紹介された「米ぬかを使ったパンに新鮮素材を乗せたカラフルなパン」のお店

Comète(ブーランジュリー・コメット)

こだわりのかわいいパンで女性の人気が高いパン屋さん。
オーナーシェフの小林健二さんが、パリの名店「デュ・パン・エ・デジデ」で6年ほど修業した後、帰国して2016年に開いたお店です。

「デュ・パン・エ・デジデ」(Du Pain et Des Idées)は、オーナーシェフ・クリストフ・ヴァスールさんが2002年にオープン。
クリストフさんは、20世紀初頭のパン作りの伝統的レシピを独学で復刻させ、それを、環境に配慮した最高品質の有機材料を選んで作り上げた人。オープン以来、世界中から彼のパンを求めて訪れる人の列が絶えないほどの人気店です。

小林さんは、その伝統的なレシピを学び、独自のアレンジを加えて様々な種類のオリジナルパンを生み出し続けています。

住所:東京都港区三田1-6-6
TEL:03-6435-1534
営業時間:[火~金] 9:00~18:00[土]9:00~17:00
定休日:日曜日・月曜日
最寄駅:都営大江戸線赤羽橋駅 4分

こちらのお店で、プロのパン職人さんたちから「フレッシュな素材を使ってとても鮮やか・米ぬかを使って手のかかったパン」として賞賛されたのが、

タルティーヌ(スモークサーモン&カッテージチーズ、キノコ三種&銀杏、サバ&ドライトマト、みかん&チキンペースト他)各351円(税抜)

パンをトーストして、その上に色々なとりどりの食材を盛り付けたものです。
小林シェフがひとつひとつ手間暇かけて盛り付けています。「これはもうパン屋の仕事じゃないですね…」と呟きながら。

でも、このタルティーヌの売りは上に乗っている具材だけではありません。むしろ、台になっているパンなんです。このパンも小林シェフのオリジナルパン。それが、

コメット1/2カット 628円(税抜)です。

このパンには米ぬかが入っています。米ぬかは栄養価が高く独特の甘みと香りが特徴で、国産小麦と併せると雑穀のような味わいになるんですね。

小林シェフは、「デュ・パン・エ・デジテ」で修業をする際、お金の節約のため、店の屋根裏に住み込みにしてもらいます。トイレもシャワーも無くて大変だったそうですが、誰よりも店に近いので、開店前に工房を使ってパン作りができたんですね。
休日も工房を使わせてもらえたので「日本で独立したときに出せるパンを作りたい」と、日々研究を重ねました。そしてひらめいたのが、米ぬかを使ったパンでした。

まさか、コメットのコメは”米”じゃないでしょうね?
小林シェフによると
「『comète』というのは、フランス語で”彗星”という意味なんですけど、彗星って国や地域によってはマイナスイメージが持たれているんです。米ぬかも米の捨てられる部分で、あまりいいイメージがないのかなと。でもあえてそこにスポットライトを当てていきたいなと思い、米ぬかを使うことにしました」
だそうです。

コメットはネットでの注文販売も受け付けています。頼んでみてはいかがでしょう?

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