【マツコの知らない世界】究極のバウムクーヘンを紹介 バームクーヘンとバウムクーヘンは違う物!?

2019年8月27日放送の「マツコの知らない世界」では究極のバームクーヘンが紹介されました。 なんと”バームクーヘン”と”バウムクーヘン”は違うものなんですって。 一体どういうこと? 詳しく見ていきましょう。

マツコ、バームクーヘンとバウムクーヘンの違いに驚く

今年はバウムクーヘンが日本に伝来して100周年ということらしく、全国9000人のバウムラー(バウムクーヘンマニア)の2トップと言われる女性が登場。バウムクーヘンについて熱く語ります。

バウムクーヘンは1807年にドイツで生まれたお菓子で、 名前の由来は、”バウム”(木)+”クーヘン”(焼き菓子)で、 “木のお菓子”という意味なんですって。

“バウムクーヘン”とは、厳密には 国立ドイツ菓子協会の規定の材料、製法で作られた物 を呼ぶのだそうです。

〇材料にベーキングパウダー(膨らし粉)を使用しない
〇油脂はバター以外の物を使ってはいけない
〇バター、小麦粉、砂糖1に対して、卵を2とすること
〇職人が一つずつ手作りしていること

だからといって、そうでないものはバウムクーヘンと名乗ってはいけないというような規制がお菓子業界にあるわけではなく、表記は自由なんだそうです。でも、こんなこと聞いちゃうと、こだわりを持って作られた方を味わってみたくなりますよね。

マツコ、究極のバウムクーヘンBEST4に感動

「ズーゼス ヴェゲトゥス」(京都府)

住所:〒603-8412 京都府京都市北区紫竹下竹殿町16
TEL:075-634-5908
代表作:はちみつバウムクーヘン(箱付き) 2,365円(税込み)

女性の職人さん(店主:森美香さん)が大きなボウルで生地を練ります。これだけでもかなりな重労働。
そしてその生地を、大きなバウムクーヘンオーブンに付いた横長のバケツのような容器に貯めて、そこにレバーのついた大きな筒を浸(ひた)します。
筒の奥にバーナーがあって、焼いては生地を浸し、焼いては生地を浸し…を繰り返して、少しずつ太くしていきます。 これがバウムクーヘンの基本的な作り方のようですね。

普通のバームクーヘンはこの工程を自動でやって大量生産をするんです。
森さんの工夫はここから。
生地浸しの途中で、生地の上に蜂蜜をたらしていくんです。
そしてその上にまた生地を塗り、さらに蜂蜜をかけて…というように、生地と生地の層の間に蜂蜜の層を作っていくんですね。 そうすると焼きあがった時にカラメル風のはちみつのおこげの層が出来上がる、というわけです。

こうしてできたのが、「はちみつバウムクーヘン」 こげた蜂蜜の甘さと香ばしさが口の中で溶けだす美味しさに感動するマツコさんでした。

「洋菓子工房 年輪舎」(北海道)

住所:〒074-0002 北海道深川市2条8-24
TEL:0164-22-3900
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日、第二月曜日 北海道産小麦粉使用
代表作:手焼きバウムクーヘン 2,400円(税込み)

店主の佐藤良平さん(45歳)が焼いたバウムクーヘンは、不規則な層に手作り感が表れ、愛情込めて焼いていることが感じられます。
華やかな香りと、生地の水分を極限まで残したクリーミーな食感と風味にも 店主のバウム愛を感じるとマツコさん。

「カーベカイザー」(兵庫県)

住所:〒663-8174 兵庫県西宮市甲子園四番町1−31
TEL:0120-47-2466
営業時間:9:00~19:00
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
代表作:バウムクーヘンクラシック(箱入り)5,382円

こちらは職人歴51年の店主・大隅稔雄(74歳)さんが、徹底的にこだわった珠玉の原材料(北海道産の小麦粉、ベルギー産の発酵バター、兵庫県産の七福卵)を使って一つ一つ丹念に焼き上げます。
敢えて焼きあがりにくい材料を使って層を薄くし、通常は20層くらいになるところを35層にまでするんだそうです。
マツコさんが一口食べた感想は、「ものすごい高いものを使ってるのがわかる味」。
最高級の材料を使って絶妙な配合で風味をまとめているんですね。 「これぞバウムクーヘン!」という風格です。

デルベア(奈良県)

住所:〒 631-0006 奈良県奈良市西登美ケ丘8-19-16
TEL:0742-46-7778(完全予約制)
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜・祝日
代表作:自然のバウムクーヘン(簡易包装)3,888円

一日に一本しか焼けないので、注文しても数年待ちという幻のバウムクーヘン。
店主・熊倉真次さん(55歳)が、材料の仕入れから材料の仕込み、焼き、発送まで一人で作業しているため、生産数が限られてしまうんだそうです。
店主こだわりの自然素材、製法により、安心安全で赤ちゃんでも食べられるという滋養溢れるバウムクーヘン。 華やかな小麦粉とバターの香り。マツコさんも素朴で優しい味だと絶賛してました。
注文して数年待たなきゃならないってすごいですね。 でも忘れたころにいきなり届いて、なおかつ最高においしかったら、 神様からのプレゼントのように感じてうれしさ倍増でしょうねー。

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