【マツコの知らない世界】家族で車中泊生活しながら全国ご当地ディップソースを編み出した松林望美さんwiki的プロフィール

2020年7月14日放送の「マツコの知らない世界」は、ディップソース特集。
マヨネーズ系、みそ系など、野菜をより美味しくして、子供の野菜嫌いを克服させてしまうという”神”ディップソースが紹介されます。
家族4人で車中泊生活をして全国を駆け巡り、日本中の道の駅で見つけた地方の特産品を使って、様々なご当地ディップを編み出したという松林望美さん。
その実態はかなりパワフルなクリエイターのようです。

名前:松林望美
呼び名:サリー
誕生日:1983年6月20日生まれ
出身地:沖縄県
学歴:沖縄県立普天間高校卒業、
琉球大学工学部環境建設学科土木コース卒業
職業:デザイナー、クリエイティブコンシェルジュ、LINEスタンプクリエイター

幼いころからモノづくりが大好きだった松林さん。
絵をかいたり小物を作ったりする中で、高校生の頃には洋裁にも目覚めます。
興味の幅はデザイン、服飾、アートから建築にまで広がりました。

大学進学の際、何を勉強しようかなと考えたとき、その中でも『”つくる”ことが一番難しそうな分野』にしようと思ったそうです。
ということで選んだのが、建築や土木を学ぶための工学部でした。それも沖縄で最難関の国立大学・琉球大学の、です。

松林さんのすごいところは、その最難関に塾にもいかず独学で合格しちゃうことです。
そもそも一人でコツコツ学ぶというスタイルが好きなんだそうです。とはいえ、ねえ…

2006年、大学を卒業して建築事務所に勤めます。
そこの所長は、建築士として独立することを目指すように、という方針の人だったので、入社当初からそのつもりでバリバリ働きます。
が、独立する前に事務所が事業縮小となって退職。

2007年、都市計画コンサルタント会社に入ります。
所長1人と従業員1人。常に4〜8件の業務を一人で回していくという過酷な労働状況。でもそのおかげで一人で多岐に渡る業務管理をするスキルを身につけることができたと松林さんは言います。

そんな過酷な労働の日々の中でも、松林さんは大好きな裁縫や消しゴムはんこ作りは続けていたんです。
そこで、こうしたハンドメイドの分野でいつか独立してみたい、という気持ちが強くなり、経営や企画運営、マーケティングを学ぼうと上京します。

2009年、広告代理店勤務
2010年、飲食店運営会社勤務

ところが働いた2社は、どちらもわずか半年〜1年半という短い期間で、倒産したり事業縮小したりと続きません。
でも松林さんはその中で、当初の目的だった経営、マーケティング、企画運営のほか、事業展開やPR、各種代理店業務などを吸収します。
ついでに経営状況を悪化させる要因(人員管理、環境、財務管理、広報)などについても学び取ります。転んでもただでは起きませんねえ。

2010年、結婚。
結婚してからは派遣社員として、時間、場所、給与を選びながらワークライフバランスを意識した働き方を行います。もちろんハンドメイドは続けています。

2012年、第一子(長男)出産。
松林さんは子供の服やおもちゃをつくりたい!と思います。でも、気持ちはあるものの、子育てをしながらハンドメイドは難しくなります。
それでも松林さんはあきらめませんでした。なぜなら、モノ作りが松林さんにとっての最高のストレス発散だからです。

このときに始めたのがタティングレース。

アクセサリーでも見かけるかわいいレース小物ですね。
その魅力は、手のひらサイズに収まるシャトルという道具一つあれば、可愛らしい繊細なモチーフが編めるということ、アイディア次第でどんなデザインでも作れるということだそうです。これなら子育てをしながらでもできる、と松林さんは考えたのです。

2014年、第二子出産
この時期からブログを始めます。またLINEスタンプつくりを始め、スタンプクリエイターとしてLINEスタンプをリリースします。

このように、子どもが生まれてから新たに挑戦したハンドメイドは、共通して手のひらサイズにおさまる道具をつかい、簡単に始められて簡単に片づけられもの。
るまり松林さんは、子育てのなかで、ハンドメイドを無理なく楽しむ工夫を見つけたんです。

その一方で、松林さんは沖縄への移住を考え始めます。
これまで身に着けたスキルを生かして、個人事業主として働こうということです。やりたかったことの本格始動ですね。

そして2017年、東京から沖縄へ、家族で1ヶ月半にも及ぶくるま旅を行います。その間ほぼ車中泊というサバイバルな旅です。
当時3才と6才の子供を連れての旅ですから、かなりのチャレンジャーです。

また、くるま旅と同時に、クラウドファンディングにも挑戦します。
旅をしながら日本各地のご当地調味料を買い集め、ゴールである沖縄で、ご当地調味料味見イベントをしようというのです。そのイベントのための資金をクラウドファンディングで集めるのです。無謀にしか思えないこの企画も、松林さんは見事成功させます。

でも、松林さんにとっては無謀でもなんでもなかったんです。

これまでの社会人経験で鍛えた、リサーチ力、計画力、実行力を駆使して、くるま旅の工程も家族の健康と安全を第一優先に考えたものだったんです。
とはいえ、いくら綿密に計画しても拭い去れない不安はあったと思います。
そんな思いを抱いて敢行した一大事業。
その大成功は、松林さんに「綿密な計画と、実行力があれば、必ず成功へと導ける」いう大きな自信を与えたのでした。

現在は沖縄に住んで、個人事業主としてのキャリアを築くために、
これまでの経験やスキルを活かした、モノづくり、ワークショップ、勉強会の企画運営、デザイン事業と多岐に渡って活動をしている松林さん。
大好きなモノづくりが、お仕事として楽しめているのはとても素晴らしいことだと思います。
でもその陰にはたゆまぬ努力と、”好き”であり続けるパワーがあったんですね。

そんなパワフル松林さんの編み出したディップソース、どんなものが出てくるか楽しみですね。

主婦でも趣味を生かした起業ができる、というのは、これからの社会での新しい生き方として一つの指針になるような気がします。松林さんの今後の活躍に注目ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

スポンサーリンク
336×280