【マツコの知らない世界】「埼玉を日本一のうどん県にする会」会長・永谷晶久さんてどんな人?絶品埼玉うどんの店4選!

2020年7月21日放送の「マツコの知らない世界」は、「知る人ぞ知る味わい深い『埼玉うどん』の世界」を特集。
埼玉県が知られざる「うどん王国」だったってご存じでした?
なんと、うどん生産量全国第2位を誇り、本州有数の小麦生産県だったのです。
そんな埼玉県を日本一のうどん県にしようと活動をしているのが、「埼玉を日本一のうどん県にする会」会長・永谷晶久さん。一体どんな人なのでしょう?

【マツコの知らない世界】「埼玉を日本一のうどん県にする会」会長・永谷晶久さんwiki的プロフィール

名前:永谷晶久(ながたに あきひさ)
誕生日:1981年生まれ
出身地:千葉県松戸市
居住地:埼玉県入間市
学歴:埼玉県立豊岡高校~大学は不明
職業:某メーカー総務部勤務
「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」会長、「東京大学うどん部」名誉顧問、「全国ご当地うどんサミット」スペシャルサポーター。

千葉県の生まれですが、小学校6年生から埼玉県入間市に住んでいます。
地元入間の豊岡高校に進み、吹奏楽部で活躍。
「東京大学うどん部」の名誉顧問もされているということは、大学は東大に進んだのでしょうか?
永谷さんはその後、入間市役所主催のイベントにボランティアスタッフとして参加するなかで「町おこし」に目覚めたようです。

埼玉には特徴がない、とか、埼玉県民にはj誇るものがない、といった風潮に立ち向かうことを決意した永谷さん。
「埼玉にはうどんがあるじゃないか!これを日本一にすることによって、埼玉県が埼玉県であることの誇りを取り戻すことができるんだ!」と、地元に根づくうどん文化で、埼玉を盛り上げるべく活動を始めました。

「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」会長、「東京大学うどん部」名誉顧問、熊谷市で開催される「全国ご当地うどんサミット」スペシャルサポーター等、精力的に活動します。
母校・豊岡高校同窓会にも関わり、第30代理事を務めます。そこでも「埼玉を日本一のうどん県にする会」主催のうどんの授業を開催してしまうという熱の入れよう。
そして、ついに本まで出してしまいます。

「スゴい! 埼玉 うどん王国宣言!」(1000円+税)

人気店舗の情報から「埼玉うどん」を盛り上げる様々なコラムまで、埼玉愛とうどん愛にあふれるガイドブックです。

埼玉でなぜそんなにうどん生産が盛んなの?

埼玉は、県内各地に独自のうどん文化を持ち、その種類はなんと25種類以上あるというんですから驚きです。

うどんの生産量が全国二位という埼玉。
なぜ埼玉はこれほどうどんの生産が盛んなのでしょうか?
その背景には、ある人物の存在がありました。

権田 愛三(ごんだ あいぞう)さん。(1850年~1928年)という、熊谷市出身の農業生産者です。
明治から大正時代にかけて、米や麦の生産量が不安定で、食糧不足に苦しむ人々を助けようと、米、特に麦の増産に取り組みます。そして、二毛作や麦踏みを発明し、人々から「麦王」と呼ばれた偉い人です。その功績から、緑綬褒章や大礼記念章を授与されています。

権田さんは、1909年(明治42年)に『実験麦作栽培改良法』を出版した際、その序文で、「自分は一介の百姓で文章のことはよくわからないので、文字で伝わらない部分については、ぜひ私のところへ来てください」と書きました。なんと低姿勢で偉い人なんでしょう。
で実際その通り、権田さんのところには全国各地から人々が訪れて、その改良法を学んでいったそうです。

そしてふるさとである熊谷には、今も良質な麦作りとうどんの食文化が根付いたのでした。
その代表的ものをご紹介しましょう。

地元で評判の絶品埼玉うどんのお店4選

熊谷うどん

熊谷産小麦「さとのそら」と「あやひかり」をブレンドした風味豊かなうどんです。

元祖熊谷うどん 福福

 

人気メニューは埼玉県深谷産の彩の国黒豚を100%使用の肉汁うどん(830円)

住所:埼玉県熊谷市妻沼1861-2 1F
TEL:048-589-2900
営業時間:11:00~16:00

深谷煮ぼうとう

日本経済の父と呼ばれている渋沢栄一の大好物「深谷煮ぼうとう」。
幅が2.5センチ、厚さが1.5センチもある幅広麺と、埼玉県深谷市の名産物である「深谷ねぎ」や根菜を入れてグツグツと煮込んだ料理。生麺の状態から煮込んでいるので、全体的にとろみが感じられます。

煮ぼうとうの國良 永田

 

人気メニューは煮ぼうとう(900円)

住所:埼玉県深谷市大谷1959-3
TEL:048-572-9878
営業時間:11:00~14:00
定休日:月曜日

おっきりこみ

秩父で親しまれている麺料理で、幅広い麺を野菜と一緒に煮込む「おっきりこみ」。
「ほうとう」との違いは、じゃがいも・かぼちゃが入らないところや、味噌仕立てだけじゃなく、醤油味もあるところです。

長瀞屋

 

おっきりこみうどん(900円)

住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞531
TEL:0494-66-0266

武蔵野うどん

埼玉西部地区に古くから伝わるうどん。汁が少し甘めで、麺の歯ごたえが大きな特徴。
永谷さんによると、現在は「つるつるしこしこ」麺が主流ですが、武蔵野うどんは、つるつるしこしことガシガシの中間といった感じだそうです。

のり平

 

肉もり(L) (600円)麺の追加は1玉(50円)約75gで可能です。

住所:埼玉県入間市豊岡4-4-18
TEL:04-2965-7101
営業時間:11:00~なくなり次第終了(14:30頃)
定休日:月曜、火曜

数ある埼玉うどんの中でも、永谷さんオススメは「武蔵野うどん」。永谷さんの地元が埼玉県入間市で西部地区だから、つい身贔屓になってしまうそうです。会長としては立場上マズいですね!でも地元愛の強い永谷さんだからこその埼玉うどん推進パワーですから、大目に見てあげましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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