【マツコの知らない世界】チャイマスター・神原博之さんwiki的プロフィールと伝説のチャイの名店ご紹介

チャイという飲み物をご存知ですか?
インド式のミルクティーのことで、茶葉を煮出して作られます。

2020年3月24日放送の「マツコの知らない世界」では、チャイの魅力に憑りつかれ追求した結果、チャイの第一人者・チャイマスターとなった神原博之さんが登場。
チャイの魅力を語り、美味しいチャイの作り方を紹介します。
一体どんな人なのでしょう?

【マツコの知らない世界】伝説のチャイマスター・神原博之さんwiki的プロフィール

名前:神原博之(かんばら ひろゆき)

生年月日:1954年7月生れ
出身地:愛媛県今治市
出身校:今治西高校~関西大学社会学部
職歴:印刷会社(1977年4月~1979年12月)
カンテ・グランデ (1980年6月1日〜2014年3月31日)
2016年 「チャイのワークショップ」を各地で開催。
2017年 「チャイの旅」出版。
2018年 東京で「チャイの学校」開催。
2019年 大阪・福岡で「チャイの学校」開催。

神原さんは愛媛県今治市に生まれ、地元の今治西高校に進みます。今治西高は建築家の丹下健三さんも出身で、伝統的な進学校です。神原さんかなり優秀です。ご本人に寄れば相当のロック好き少年だったようです。この当時のロック好きですから、とんがって世間をナナメに見るような少年だったのではないでしょうか。

その後大阪の関西大学に進み、普通に就職(印刷会社)します。
ところが会社員になって2年目。神原さんは仕事に飽きて来ます。
「このままでいいのか?」と自問自答した結果、1979年の12月に退社しました。
辞めて何をするというアテはありませんでしたが、「なんとかなるだろう」と、とりあえず会社を辞める前に始めたミニコミ誌作りに没頭します。
映画、音楽、雑誌、本、コミックといった、サブカルチャー誌的な内容の記事を書きためては発行していました。

そんなある日、たまたま取材に訪れたカフェ「カンテ・グランデ」に興味を持ち、バイトをすることに。
当時神原さんが聴いていた音楽は、セックスピストルズやクラッシュといった”ロックが商業主義に走って死にかけていた”時期に現れたパンク。
一方この店で掛かっていた音楽は、クラシック、当時流行りかけていたレゲエ音楽、インドで買って来たインドクラシックたち。
音楽に関して全く接点がなかったのですが、それがかえって神原さんの興味を引いたのでしょう。また当時、世界的な音楽の流れとして、素材を民族音楽に求める気運が高まって来たこともあり、神原さんの興味もロックよりそちらの音楽へと傾倒していきます。

そんなこんなで、すっかり「カンテ・グランデ」にハマってしまった神原さん。
34年も勤めてチャイマスターにまでなってしまい、
現在はマンション管理人をする傍ら、各地でチャイの学校を開催し、チャイの伝道に努めていらっしゃいます。

バリバリのロック青年・神原さんを虜にしてしまった「カンテ・グランデ」。
一体どんなお店なんでしょう?

【マツコの知らない世界】伝説のチャイの店「カンテ・グランデ」ってどんな店?

「カンテ・グランデ」は1972年、大阪中津にオープンした老舗のエスニックカフェ。
創業当時はエスニックはとても珍しい時代だったので、インド好きのオーナーがご自分の趣味を爆発させて作り上げたと推察されます。

また、「カンテ・グランデ」は、チャイを出すカフェの先駆けでもあります。日本におけるチャイ発祥の地と言われています。
当時のオーナーとスタッフがインドへ行き、自分たちで仕入れてきた材料とレシピでチャイを出し始めたそうです。
今でもそのレシピを受け継いでチャイを出していて、香辛料と紅茶葉の絶妙なブレンドによって出来上がるまろやかで豊かな香りは、神原さんだけでなくたくさんの人を虜にしたようです。
ノーマルな「チャイ」のほかに、「スパイスチャイ」など数種類あり、その日の気分によって色々な味が楽しめます。スパイスカレーも本格的。

 

また、「カンテ・グランデ」は、ロックバンド「ウルフルズ」ゆかりのお店としても知られています。


トータス松本さん、ウルフルケイスケさん、ジョンBさんがカンテ・グランデでアルバイトしてたんです。

当時カンテ・グランデは音楽をやりながらバイトをする人たちの巣窟だったんですね。
トータスさんは中津本店、ケイスケさんたちは別の支店だったんですが、ケイスケさんがトータスさんの噂を聞きつけてバンドに誘ったんだそうです。それがウルフルズ誕生のきっかけ。ウルフルズの曲「大阪ストラット」にもお店の名前が出てくるんですよ。

お店は入口が半地下になっていて、そこに続く階段は緑に覆われまるでジャングル。どんなお店なんだろうとワクワクしますね。

中に入るとそこは思いっきりエスニックの世界。
地元では“カンテ”の愛称で、老若男女問わず人々に愛される隠れ家が的存在です。

住所:大阪府大阪市北区中津3丁目32-2アルティスタ中津B1F
TEL:06-6372-0801
営業時間:平日・日・祝 11:00~21:00/土・祝前日 11:00~22:00
定休日:無休
最寄駅:阪急中津駅5分

【マツコの知らない世界】伝説のチャイマスターのチャイの入れ方

神原さんは自分のブログ<今日のチャイ>と題して日々色々なチャイの入れかたを紹介しています。以下はその一例。

<今日のチャイ>

茶葉:セイロン低地産茶+ネパールCTC紅茶+インドCTC紅茶=3g

お水:ブリタの浄水130cc、メグミルク(乳脂肪分3.5%以上) 100cc

入れ方:16cmのホーロー手鍋と IH 調理器を用意。
鍋に水と茶葉を入れて3分煮て、牛乳を加えて3分煮る。

茶葉を濾して三温糖(6g)とマサラ(パウダー)を入れてよく混ぜて出来上がり。

茶葉をブレンドするんですね。本格的ですね。

CTCというのは、Crush(潰す) Tear(引き裂く) Curl(丸める)の略。
収穫した茶葉を紅茶に加工する際に、専用の機械を使って潰したり引き裂いたりしながら、丸いつぶつぶの形状に仕上げた紅茶をCTC紅茶と言います。

水で煮てから牛乳を足すんですね。
神原さんは、チャイ用にメグミルクを推薦しています。
神原さんによれば、牛乳は基本的に甘いのだそうです。でもメグミルクはそれほど甘くなくニュートラルな牛乳として使用できるし、全国どこにでもあるから便利だとのこと。

番組ではどんなチャイの出し方を教えてくれるんでしょう?
楽しみですね。
下に神原さんのブログ「神原通信」のURLを載せておきます。
チャイの話だけではなく、<今日の一曲>と題して懐かしの歌謡曲やロックへの思いが書き綴られていて、神原さんの音楽好きが爆発していて面白いです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

http://canbara1954.com

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