2020年2月17日放送「ヒルナンデス!」の中で、日本に住む台湾出身の人に「今食べるべき台湾料理」をアンケート。その結果上位に輝いた台湾料理のお店6店をご紹介します。
Haw a Bao?(ハウアバオ)
台湾夜市で人気のグルメが食べられるお店。夜市料理を広めたいということで昨年秋にオープンしたばかり。食材は台湾から仕入れた本格的な物を使っています。
人気のメニューは夜市の唐揚げ「シェンスージー」。日本の唐揚げとは下味、衣が違うんです。7種類のスパイスを入れたソースに8時間漬け込んでサツマイモのデンプン粉で衣をつけるんですね。スパイシーでジューシー、お芋の香りもします。
シェンスージー 400円(税込)
住所:東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山 B1F
TEL:070-1305-1688
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
最寄駅:東急東横線・代官山駅 2分
有夏茶坊(ゆうかちゃぼう)
本当の台湾屋台にいるみたい、と評判のこのお店。
ここに来たらこれを食べないで帰ることはできないと言われているのが「魯肉飯」(650円)
魯肉飯というのは、ご飯の上に豚肉の細切れをのせた台湾の大衆料理。
豚肉を醤油、砂糖をベースに八角やシナモンなど10種類のスパイス、揚げたねぎを入れた特製タレで長時間煮込んでいます。
台湾では皮付きの豚肉を使うのが一般的ですが、日本では皮付きの豚肉はないので、手で細切りにしているそうです。「皮付きの方が、食感があっておいしいから」と店主の陳さんはおっしゃいます。こだわりの美味しさですね。
自家製の高菜、パクチー、煮卵のトッピングでいただけばまさに台湾本場の味。
魯肉飯(ルーローファン)650円(税込)
住所:東京都豊島区西池袋5-25-9 一瀬ビル1F
TEL:03-3972-1959
営業時間:[火~金] 11:30~14:30/ 17:30~22:00 [土・祝] 11:30~19:30
定休日:日曜日・月曜日
最寄駅:東京メトロ有楽町線・要町駅すぐ
鼎泰豊(ディンタイホン)
鼎泰豐(ディンタイフォン)は小籠包が看板メニューの点心料理店です。
元々は食用油を取り扱う油問屋として1958年に台湾の台北市で創業。
1972年に小籠包を始めとする点心料理の販売を始めたところ大評判を呼び、新聞や雑誌でも紹介される人気レストランとなりました。なんと、1993年にはニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つにも選ばれたんですって。今や世界的なブランドです。
というわけで看板メニューは「小籠包」(ショウロンポウ)。 美しく折られた18のひだ、スープや具が透けてみえるほど薄い手作りの皮で作られた鼎泰豐伝統の形。旨味が凝縮した肉汁は絶品です。
小籠包 840円(税込)
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-6-1 アトレ恵比寿 西館 7階
TEL:03-5475-8702
営業時間:11:00~22:30
定休日:無休
最寄駅:JR山手線・恵比寿駅 1分
台南担仔麺(タイナンターミー)
台湾レッドの赤提灯が目印の台南担仔麺(タイナンターミー)は、創業30年程の老舗台湾料理店。台湾屋台をイメージした店内はまるで本場。台湾出身のシェフが調理しているのでお味も本場です。小皿料理でリーズナブルなので気軽にいろいろな種類の夜市料理が楽しめます。
担仔麺(ターミー)220円(税込)
中でも大人気メニューは「担仔麺」。お店の看板メニューでお客さんのほとんどが頼みます。あっさり鶏ガラスープにもちもち麺、もやしのシャキシャキ感がたまりません。何より安いのがうれしい。
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-1 トキワビル 1F
TEL:050-5456-6517
営業時間:[月~金]11:30~14:00/17:00~翌2:00[土・祝]12:00~翌2:00[日]12:00~24:00
定休日:無休
最寄駅:西武新宿線・西武新宿駅 2分
春水堂(チュンスイタン)表参道店
創業1983年、台湾で50店舗以上を展開するお茶専門カフェ。
「タピオカミルクティー」発祥の店として本場台湾で国民的な人気のお店です。
時代に合わせた革新的なお茶の飲み方を開発する、という名目で生まれたのがタピオカミルクティーなんだそうです。
もちもちでちょっと甘いタピオカと、防腐剤無添加の茶葉から抽出された本格的で濃厚な紅茶が人気の秘密でしょう。
タピオカミルクティー 500円(税込)
住所:東京都渋谷区神宮前4-28-11
TEL:03-6804-6656
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休
最寄駅:東京メトロ副都心線・明治神宮前駅 3分
Meet Fresh 鮮芋仙(シェンユイシェン)赤羽本店
ミートフレッシュなんて言うから肉屋かと思いきや、スイーツ専門店です。meat(肉)じゃなくてmeet(会う)でしたね。失礼しました。
始まりは台中の姉弟が経営する小さなお店。
二人の手作り伝統スイーツが評判を呼び、今や世界各国600店舗を超えるブランドに。大きくなっても添加物を使わないことと手作りにはこだわり続けているそうです。
レジで注文・会計をして、出来上がったら取りにいくセルフサービスのお店です。
日本ではまだあまり知られていない 「芋園(イモエン)」、「仙草(センソウ)」、「豆花(トウファ)」といった伝統的な台湾王道スイーツが味わえます。
「芋園」とは、芋のお餅のこと。黄色はサツマイモ、ピンクはタロイモから作られた台湾伝統のお餅です。低カロリーでビタミンEが豊富だそうです。
これをお団子にして、温かいタイプはお汁粉にしてタピオカやハトムギ、ゆであずきなどをトッピング。冷たいタイプはかき氷に乗せてマンゴーをトッピングしたりして優しい甘さのシロップを掛けていただきます。
芋園4号(あずき+タロイモ+タピオカ) Lサイズ800円 Mサイズ500円(税込)
「仙草」は、台湾の仙薬をゼリーにしたもの。熱中症や高血圧に効くそうです。これにマンゴーとハトムギ、タピオカをトッピング。
仙草2号(マンゴー+ハトムギ+タピオカ) Lサイズ800円 Mサイズ500円(税込)
「豆花」はお豆腐ですね。タンパク質が豊富。これにあずきとハトムギをトッピング。
豆花3号(あずき+ハトムギ) Lサイズ700円 Mサイズ450円(税込)
◯号というのはトッピングのヴァリエーション。お値段はどれもほぼ同じ。
どれもリーズナブルでとってもヘルシー。女性に人気なのがわかりますね。
住所:東京都北区赤羽2-21-2 SD.Build-1F
TEL:03-5939-9500
営業時間:10:00~21:00
定休日:無休
最寄駅:JR東北本線・赤羽駅 5分
以上【ヒルナンデス!】で取り上げられた、日本に住む台湾人が選んだ「今食べるべき台湾料理のお店」紹介でした。
調べてみると、台湾の飲食チェーン店って、小さなお店から始めて世界中に展開していくパターンが多いんですよね。”全国”どころか”全世界”ですからね。すごいパワーなんだなって思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!