2019年9月28日放送「激レアさんを連れてきた。」では、 『大好きなゲームをゲーマー達に正体を隠しながらコソコソやっていたのに上手すぎて世界大会に出たことでバレちゃった人』 ということで、 なんと、三代目J SOUL BROTHERSのELLYさんが登場しました。
三代目JSB・ELLYさんの激レアな人生
今や超売れっ子の三代目JSB。そのパフォーマーのELLYさんは、青森県の生まれ。日本人のお母さんとボクシング元東洋太平洋王者カーロス・エリオットとの間に生まれました。身体能力の高さは遺伝なんですね。
高校時代は青森の野球の強豪校・三沢高校に進み、あの巨人坂本勇人選手と甲子園出場をかけて準決勝で対戦しています。坂本選手は光星学院の2年生、ショートで4番。ELLYさんは3年生、キャッチャーで4番。4番同士の対決でした。結果は6-1で敗れ、甲子園には行けませんでした。
その後プロ野球選手を目指して大学に進学しますが、ダンスに目覚めて中退し、ダンスにすべてを賭けることに。自分でダンスチームを作っていろんなイベントに参加します。 その結果、2010年、劇団EXILE風組のメンバーとなり、同年、三代目JSBのパフォーマーに選ばれます。
そして、あの代表作「R.Y.U.S.E.I.」の振り付けを考案して大ヒット。 最近はラッパー・CrazyBoyとして、ソロアーチストとしても活躍。 というとっても激レアなELLYさんの人生。
そこだけでも突っ込みどころは満載なのに、今回はそこはサラッと流して ゲーマーとしての人生にスポットを当てます。
三代目JSBなのに何故ゲーマーに？
超売れっ子ELLYさんが、いったいなぜゲーマーになったのか？
きっかけはなんと「R.Y.U.S.E.I.」の大ヒットなのだそうです。
このヒットのおかげで金銭的に豊かになったELLYさん、 久しぶりにゲームを買ってみたらその驚くべき進化にすっかり虜に。
忙しいはずなのにいつゲームをやるの？と尋ねると、 ダンスとライブ以外の時間はすべてゲーム。 たいてい夜10時には仕事が終わるので即、帰宅。 朝５時くらいまでゲーム漬け。その後寝て10時くらいに家を出る、という日々なのだそうです。
ライブでも、名古屋辺りまでなら宿泊せずに帰ってきてゲームをやるんだとか。 はまったらヤバい熱中系クレイジー激レアさんです。
三代目JSB・ELLY「オンライン対戦ゲーム」にハマる
そのELLYさんが激ハマりしたのは「オンライン対戦ゲーム」。 主にパソコンでマウスやキーボードを使い、世界中の人とマイクを使って会話をしながら、リアルタイムでプレイするゲームです。
ELLYさんによると、ゲーム機だと使える指が6本だけど、マウスとキーボードなら指が10本フルに使えるので、スピードが違うんだそうです。
「オンライン対戦ゲーム」に出会ったのは2018年。 超多忙なのに1日15時間をゲームに注ぎ込みました。 仕事終りの飲み会も断り帰宅。その後徹夜でゲームをし、そのまま仕事に。
ゲームをやり続けると、ダンスではこらない肩がバッキバキにこるんです。 が、ダンスをすることでほぐされて、仕事が終わるころには再びゲームができる体になって帰宅できる、というループが完成。 ダンスとゲームが永久にできる体を手に入れました。
また、家ではゲームに集中したいので、仕事の帰りにサウナを風呂代わりにし、家ではご飯を食べないでゲームに集中。 その結果、体が絞れてダンスにキレが出ると言うループが完成。 「いつかぶっ倒れるよ」と突っ込む若林さん。
そんなゲーム生活で、ELLYさんにはパフォーマーとしても変化が。 ゲームをやり込むことで、驚異的な集中力と動体視力を得たELLYさん、 ライブ中も自分のファンがわかるようになったというのです。
どういうことかと言うと、なんと、ファンの人がグルグル回す名前入りタオルの名前が一瞬で読めるようになったんだそうです。 ELLYさん「PC画面の小さな的にポインターを合わせてるんで。だから敵がぶわーっと来ても、ポンポン撃てますよ」 若林さん「撃つな！ライブに来てるのは敵じゃない。一番のファンだ！」
ELLYさんが思う存分ゲームができる時間は年に三回。
①意外なことにツアー中。振り付けやパフォーマンスはツアー前にすべて固めてあるし、ステージは基本的に土日なのでその他の日はゲーム漬け。
②レコーディングも自分はパフォーマーだから関係ない。
③地方はモニターとパソコン持って遠征。荷物は着替えよりも大きい！
三代目JSB・ELLY ゲームの世界大会への道
こうしたゲーム漬けの日々結果、プロゲーマー仲間が増えていきます。 オンラインゲームの世界では、本名を明かさずゲームの名前をつけて呼び合います。 ELLYさんは「リテイルローの村長」という名前でプレイしていました。
ELLYさんが、ゲームの世界でリスペクトしている、ダイチさんという人がいます。彼が日本一強い仲間を作るといって仲間を集め、ELLYさんはその仲間たちでゲームをやっていました。1代目Game Soul Brothersですね。
こうして正体を隠してガチゲーマーとなったELLYさんに運命の日が！
正体を唯一知っているダイチさんが、ゲーム中にELLYさんのことを、つい、”クレイジーさん”と呼んじゃったことで女子高生にバレてしまいます。それでもなんとかそのグループ内だけの話でとどまっていました。
ところがある日、ゲーム会社からオーストラリアで開かれる世界大会に出ないかというお誘いが。 大会となると姿が公になります。 そこでELLYさん、腹を決めてTwitterで告白しました。
そして世界大会に出場。しかし結果は惨敗。 それで火が付いてしまったELLYさん。 半年後のニューヨークの世界大会で大躍進します。
三代目JSB・ELLY、ゲームの世界大会で上位に！
テニス全米オープンが開かれる会場で、2万人の観客が見守る中、 世界中18か国から選ばれた100名の選手と戦います。
ELLYさんが参加したのはプロアマ戦。 プロのゲーム選手と芸能人がタッグを組むブロックで、4回戦を戦います。 その時の写真を見ると、周りがいかにもゲーマーな人たちの中、一人だけセクシーなELLYさん。
ゲームにハマってたった一年でここまで上り詰めてしまったELLYさん。 結果は1回戦は何と100人中10位。 総合順位は世界27位で賞金なんと200万円獲得！ この賞金は、ELLYさん東北出身なので、東日本大震災のチャリティーに寄付したそうです。さすがですね。
今後の抱負を聞かれたELLYさん、 「やるなら1位を目指したい。自分のようなアマチュアでもプロのゲーマーと組んで大会にでられるという制度があるので、そこでもっと活躍して日本のゲームを盛り上げたい」 とのことでした。 「日本のゲーム背負いましたね」と煽る若林さんでした。